カテゴリ: 債務整理を自分自身で行うことはできるか

その③専門家への依頼はかえって割安

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これまでは、債務整理を自分自身で行うことがどれほど困難か、主に知識や技術面から説明してきました。
では、当サイトなどを参考にするなどして、債務整理に関しての知識をある程度身につければ、債務整理を自分自身で行ったほうが良いのかと問われれば、必ずしも賛成はできません。
正直、このサイトの記事を書いている管理人自身も、もし自分が債務整理をすることになれば、迷うことなく、弁護士、司法書士などの専門家に依頼をするでしょう。
当サイトの管理人は、「キャッシング研究所」に所属しています。キャッシング研究所では、債務整理の現場経験も豊富な、いわば、その道のプロも在籍しているので、キャッシング及び債務整理に関する知識に関しては、弁護士、司法書士も劣ることはないと自負しています。
それでも、債務整理を専門家に依頼する理由としては、下記のような理由によります。

【平日に時間が取れない】

通常、消費者金融会社との交渉は、平日の日中に行われます。仕事をしている一般の方は、なかなか、そのような時間を持つことは困難だと思われます。また、交渉も1回で終了することはまれで、和解に至るまでは何回か交渉を重ねる必要があります。
もし、和解がこじれて訴訟提起をされたら何度も裁判所に出廷するなど、ますます平日に時間を取られることになります。
また、実際に交渉や出廷する以外にも、資料作成の時間なども必要になってきます。
このようなことに時間を取られ、神経を使うよりも、仕事に専念するほうが、はるかに生産的だと思われます。

【弁護士、司法書士の権威はやはり大きい】

同じ内容で交渉するにも、一般人と弁護士、司法書士では、先方の対応は変わってきます。
やはり、弁護士、司法書士といった法律の専門家としての権威は大きいものがあります。
個人でいくら交渉しても、進展しなかったことが、弁護士、司法書士に依頼することで、すんなり解決することは多々あります。
(消費者金融会社は、よほどでない限り、弁護士、司法書士とトラブルになることを好みません。あまり強気にでて、仮にその案件で有利に和解が出来たとしても、別件の過払い案件等で、厳しく追及されることもあるので、弁護士、司法書士を敵に回すようなことはしたくないといった考えがあります。)
個人で債務整理を行うには、倍以上の労力が必要になってくるでしょう。

このような理由からも、仮に、債務整理に関して多少の知識があったとしても、割り切って専門家に依頼するほうが、かえって割安と言えるでしょう。

 

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